クリニックのたるみ治療とエステでのケアの違いとは?人気の糸リフトやハイフも詳しく解説
「美容医療のたるみ治療って、なにするんだろう?」という人、多いのではないしょうか。
「広告でよく見かけるけど、実際どんな施術なのか分からない」ということも多いですよね。
今回の記事では、美容医療でのたるみ治療や、エステでの施術との違いについて、ご紹介いたします。
美容医療のたるみ治療とは?
最近の美容医療でのたるみ治療は、手軽に受けられる施術も多く、クリニックでも人気の高い施術となってきました。
なかでも人気の高い「糸リフト」と「ハイフ」について簡単にご紹介いたします。
糸リフト|メスを使わないリフトアップ
糸リフトとは、頬のあたりに2本~4本の特殊な糸を入れて、たるみを改善します。
従来のリフトアップ手術は、切開し皮膚を引き上げる手術で、負担が大きくすぎるのがネックでした。
しかしこの糸リフトはメスを使わず気軽に施術ができるので、幅広い世代から人気があります。
皮膚を物理的に引き上げるので、1回で効果が分かるのも嬉しいですよね。
施術で使われる糸は、時間をかけて体内に吸収されるものなど、たくさん種類があります。
ハイフ|熱エネルギーによるリフトアップ
ハイフは超音波による熱エネルギーを照射して、たるみを改善します。
肌の真皮層や皮下組織のさらに奥にある「SMAS筋膜」にアプローチし、お肌を引き上げてくれる、切らないリフトアップ施術です。
糸リフトとは違い、外科的なアプローチが一切なく負担も少ないので、たるみ予防として20代~30代からも人気があります。
また真皮層にあるコラーゲンの生成も促してくれるので、ハリや弾力のある肌へと導いてくれるのもポイントです。
美容医療のたるみ治療とエステとの違い
美容医療でのたるみ治療とエステでのケアの明確な違いは、「施術が影響を与える範囲」です。
エステサロンでのリフトケアは、施術が影響を与えるのは肌の真皮層までなので、痛みもなく心地よく施術を受けられます。
美容医療での治療では、SMAS膜など肌の奥深くの筋肉や骨に近いところまで影響を与えるので、即効性の高い施術が多いのが特徴です。
それぞれ違った良さがあるので、自分に合った施術を選んでみてくださいね。
美容医療でのたるみ治療の価格相場
代表的なたるみ治療である、糸リフトとハイフの価格相場を調査してみました。
糸リフトの施術費用は、約13万円~40万円ほどです。
入れる糸の本数や、糸の種類で異なるのですが、しっかり皮膚を持ち上げてたるみを改善しようとすると、このくらいの金額がかかります。
ハイフの施術費用は、2万円~10万円ほどです。
施術で使用される機器のスペックや、ショット数によって金額が変動します。
また全顔の照射ではなく、頬のみなど部位を限定した施術を選ぶと、価格をグッと抑えられるケースが多いよう。
ハイフの効果を持続させるなら、3ヶ月に1回の定期的なケアが必要です。
1番安く見積もっても2万円×4回で、1年でトータル8万円かかります。
美容医療でのたるみ治療のメリット・デメリット
美容医療クリニックでのたるみ治療について、メリットとデメリットをまとめてみました。
たるみ治療のメリット
美容医療でのたるみ治療のメリットを2つ紹介いたします。
・1回の施術で効果を実感しやすい
・効果の持続期間が長い
1回の施術で効果を実感しやすい
医療分野での施術なので、効果が高く1回で変化を実感しやすいです。
ハイフは医療クリニックと、エステサロンでも受けられますが、医療クリニックでのハイフのほうが出力エネルギーが高く、即効性が高いのが特徴です。
何度もクリニックに通いたくない人や、忙しく時間がとれない人にピッタリです。
効果の持続期間が長い
美容医療でのたるみ治療は、持続期間が長いのが特徴です。
糸リフトであれば約1~2年間、ハイフであれば6ヶ月間、効果が持続するといわれています。
たるみ治療のデメリット
つづいて、美容医療でのたるみ治療のデメリットを3つ紹介します。
・施術料金が高額
・痛みを伴う施術が多く、失敗のリスクもある
・施術部位に違和感があるなど、ダウンタイムがある
施術料金が高額
美容医療の手術は保険適応外なので、エステサロンの施術と比べると、施術料金が高く感じてしまいますよね。
なお施術の効果は永続的に続くわけではないので、定期的に施術を受けることが必要です。
痛みを伴う施術が多く、失敗のリスクもある
美容医療での手術は、痛みが伴う施術が多いです。
例えばハイフであれば、エステで行う施術よりも出力が高いため、より高い効果を感じられると同時に痛みもあります。
また外科手術は、失敗するリスクもあります。
クリニック選びに失敗しないように、施術してもらう医師の実績や症例は、必ずチェックしておきましょう。
施術部位に違和感があるなど、ダウンタイムがある
医療分野での治療になるので、手術後にダウンタイムがあります。
糸リフトの手術後は、口が開けづらくなったりなど、糸がなじむまで違和感があったりします。
そのほか痛みや腫れ、内出血などが起こることもあります。
期間もさまざまですが、大体1週間から数か月程度でおさまるケースが多いようです。
外科的な手術をしないハイフであっても、赤みや腫れが出る場合があります。
医療クリニックでのたるみケアがおすすめな人
・施術の結果に即効性を求める人
・1回で効果を実感したい人
・施術に効果の持続力を求める人
医療クリニックのケアは効果が実感できるのが早いので、即効性を重視する人にピッタリです。
また医療分野での施術は、効果が高く持続力もあります。
医療クリニックでのたるみケアが向いていない人
・手術や痛みが怖い人
・コスパ重視な人
美容医療でのたるみ治療は、痛みが伴います。
手術中は麻酔をかけてもらえますが、ダウンタイムで痛みが出るケースも多いようです。
また美容医療の施術は、エステサロンのように気軽に通える価格ではないので、コスパ重視の人にはおすすめできないかもしれません。
リフトアップ手術後もホームケアは必要
美容医療でのたるみ治療は、一気に見た目が変化しますが、効果は永続的なものではありません。
効果を長持ちさせるなら、糸リフトやハイフでリフトアップしたあとも、ホームケアを続けましょう。
糸リフトが入っている場合、セルフでフェイスマッサージするのはあまり良くないので、美顔器などでリフトアップケアするのがよいでしょう。
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自分にあったたるみケアでリフトアップ美人になろう
今回の記事では、美容医療によるたるみ治療についてご紹介いたしました。
美容医療もエステも、それぞれ良さがあることが分かりました。
糸リフトやハイフの施術を受けたとしても、効果を長持ちさせるなら、ホームケアが必要です。
自分にあったたるみケアを見つけて、リフトアップ美人になりましょう。