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むくみを解消して健康的な体へ。むくみを放置するのは危険って知っていますか?

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むくみを解消して健康的な体へ。むくみを放置するのは危険って知っていますか?

「むくみ」という言葉を聞いて、あまり深刻なものではないように思われる方も多いかもしれません。 

しかし、実際には健康を害する危険が潜んでいます。 特に、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い人や、高温多湿な環境で過ごすことが多い人は、注意が必要です。 むくみが進むと、足や手、顔など腫れ上がるだけでなく、身体全体の疲労また、血流やリンパの循環が悪くなり、代謝や免疫力の低下、さらには細胞の老化や病気のリスクが高まる可能性があります。むくみの危険性を踏まえ、正しい予防策をとり、健康的な体を手に入れましょう。

 

 

1.むくみの原因

 

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1-1 長時間同じ姿勢で過ごす

長時間同じ姿勢で過ごすことが多い人は、足や手などの末端部分に血流やリンパの流れが滞り、むくみが起こることがあります。 末端部分は、心臓から遠い位置にあり、重力によって血液がたまりやすくなっています。 そのため、車の運転やデスクワーク、長時間の飛行機の移動など、同じ姿勢で過ごすことが多い人は、むくみを起こしやすくなります。

また、高温多湿な環境下で長時間過ごすことも、むくみの原因になります。 暑さや湿気によって、身体が脱水状態になり、汗をかきやすいため、身体からの水分が失われやすくなります。特に夏場や、暖かい気候の地域では、このような症状が見られることが多いです。
 

 

1-2 体重やホルモンバランスの乱れ

体重やホルモンバランスの乱れも、むくみの原因の一つとされています。 体重が増えると、体内水分量も増えるため、血管外への浸透圧が高くなり、むくみやすくなります。 ホルモンバランスが崩れると、身体水分量が増加したり、塩分代謝が高まったりするため、むくみのリスクが増加することがあります。

女性の場合、生理前や妊娠中など、ホルモンバランスが変化する時期には、むくみが起こる可能性があり、生理前には、卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンが大幅に低下することで、体内の水量が増えてむくみが起こります。妊娠中には体内の水分量が増えるため、むくみのリスクも懸念されます。

 

1-3 食生活や生活習慣

食生活や生活習慣がむくみの原因となることもあります。 特に食べ過ぎや塩分の摂り過ぎ、アルコールやタバコの摂取、運動不足などは、むくみの原因となる可能性が高いです。

塩分が過剰になると、血管内の水分量が増加し、血管外に水分が漏れ出すことがあり、体内の水分量が増加し、むくみが発生することがあります。

また、アルコールの成分には血管を収縮させる作用があり、血液やリンパ液の循環が悪くなることでむくみの原因となります。これらが原因の場合、慢性化してしまうこともあるので注意が必要です。

 

 

 

2.むくみの危険性

 

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2-1 血行不良

むくみが続くと、血液やリンパ液の循環が悪くなります。身体の一部に必要な酸素や栄養素が供給されないため、体内に老廃物がたまりやすくなり、慢性的な病気の原因となる可能性もあります。 

例えば、高血圧や動脈硬化、心臓病、脳卒中などの生活習慣病のリスクが高くなることが知られています。

また、むくみが原因で体重が増加し、肥満やメタボリックシンドロームなどの病気にかかるリスクも高くなります。

 

2-2 免疫力の低下

むくみは、体内の老廃物や水分が末端部分に滞留する現象です。このような状態が続くと、免疫力が低下してしまい、病気にかかりやすくなることが知られています。

例えば、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなり、その結果、慢性的な炎症が起きたり、免疫力が低下するだけでなく、体調不良や疲労感も起こります。

 

2-3 腎機能の低下

むくみが続く場合、腎臓の機能が低下している場合があります。 腎臓は、体内の老廃物や慎重な水分を排出する重要な臓器の一つです。 腎臓が正常に機能していない場合、体内に水分がたまり、むくみが発生し、その状態が続くと、腎臓が水分を処理し続けなければなくなり、腎臓に負担がかかります。 

むくみが続く場合は、腎臓の状態をチェックし、早めに適切な治療を行うことが大切です。

 

2-4 その他の健康問題

むくみは、一時的に起こる場合と慢性的に続く場合があります。 むくみが原因で体重が増加し、肥満やメタボリックシンドロームなどの病気にかかるリスクも高くなるため、注意が必要です。

長時間同じ姿勢で過ごすことが多い人や、運動不足、塩分の摂り過ぎ、アルコールやタバコの摂取などが原因でむくみが続くと、高血圧や動脈硬化などの心臓血管疾患に陥る可能性が高くなります。

生理前や妊娠中など、ホルモンバランスが変化する時期にもむくみが起こりやすく、このような場合は、血栓症などのリスクも考えられます。

むくみは見た目の問題だけでなく、様々な健康問題には潜在性があるため、早めの対策が必要です。

 

 

 

3. むくみの対策方法

 

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3-1 運動やストレッチ

運動やストレッチは効果的な方法の1つです。 筋肉を動かすことで、血流やリンパの流れがスムーズになります。ウォーキングやジョギング、ヨガ、水泳など、自分に合った運動を選ぶことが重要です。

また、運動前には必ずウォームアップを行い、筋肉を温めてから運動を始めましょう。運動後はダウンを行い、筋肉をゆっくりとほぐしてから終了させることが大切です。運動による効果を最大限に発揮するためには、正しいフォームで行うことも重要です。

 

3-2 食生活の改善

食生活の改善も重要なポイントの一つです。塩分の摂り過ぎや食べ過ぎ、アルコールやカフェインの摂取は、むくみの原因になることがあります。

塩分は、体内の水分を引き留める働きを持っているため、食事での塩分摂取量が多い場合には、むくみが発生するリスクがあります。また、食べ過ぎや肥満も、むくみの原因となることがあります。

バランスを考え、野菜や果物、たんぱく質をバランス良く摂取することが大切です。 さらに、食物繊維が豊富な食材を摂取することで、便通が改善され、むくみの解消にもつながります。

 

3-3 正しい水分補給

むくみを改善するためには、正しい水分補給も大切です。 水分不足は、血液やリンパの循環を悪化させ、むくみの原因となります。 しかし、過剰な水分摂取もむくみの原因となる場合があるため、適正な水分補給量を知っておくことも大切です。個人差はありますが、一般的には1日に約1.5〜2リットルが推奨されています。

また、季節や運動量、体調によっても必要な水分補給量は変わるため、自分の体調に合わせて摂取量を調整することが大切です。 さらに、水分補給には飲料水のほか、スープや野菜、果物などからの水分摂取も考慮することが重要です。

水分補給はむくみだけでなく、体内の老廃物や毒素を排出するためにも必要です。

 

3-4 マッサージや温熱療法

むくみ対策として、マッサージや温熱療法もあります。筋肉の緊張を緩め、血流やリンパの流れを促進することで、むくみを改善することができます。

足裏マッサージは、足裏の反射区を刺激することで、体内の血流やリンパの流れを改善する効果があります。

入浴は、温度の変化や水圧の刺激によって、血流やリンパの流れを促進することができます。

温冷交流浴は、交流にお湯と冷水に浸かることで、血管を縮小させ、血流やリンパの流れを刺激することができます。

なお、温熱療法を行う場合は、体調や体温に留意し、無理をせずに行うようにしましょう。また、マッサージや温熱療法は、一時的な効果があるもの、根本的な改善にはつながらないため、継続的な取り組みが必要です。

 

 

 

まとめ

 

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むくみは、体内の老廃物や水分が体内に滞留し、免疫力の低下や健康問題が起こる可能性があり、放っておくと危険な場合があります。 特にむくみが続く場合には、腎臓機能の低下や高血圧、肥満、動脈硬化などの健康問題が発生するリスクがあります。

しかし、運動やストレッチ、食生活の改善、適切な水分補給、マッサージや温熱療法などの正しい対策を行うことで、むくみを改善することができます。むくみは放置せず、早めに対策を行うことが大切です。正しい対策で健康な体を手に入れましょう。

 


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佐藤 伸子