目の下のクマは睡眠不足が原因?クマの種類別に対処法をご紹介!
鏡を見るたびに気になる目の下にある濃いクマ。ひどいときには「大丈夫?」と周りに心配されてしまうこともあるでしょう。
目の下にクマがあると、老け顔に見えたり疲れて見えてしまったりと、他人に良い印象を与えません。
目の下のくまができる原因は様々で、原因にあった改善策を行う必要があります。
今回はクマができる理由やクマの種類、対処法について詳しくご紹介。自分にあった改善方法を見つけて、パッと明るい顔を手に入れましょう。
目の下のクマができる原因
しっかりと睡眠を取っているのに寝不足なようなクマができて、「大丈夫?」と周りから心配される…、このような悩みを持つ方はまず、クマができる原因を知る必要があります。
ここでは目の下にクマができる原因を5 つご紹介。十分な睡眠を取れているのにくまができてしまう方は、思い当たる節がないか日々の行動を振り返りながら確認してみてください。
紫外線によるダメージ
紫外線を浴びることで、人間の肌はメラニンを生成します。ターンオーバーが乱れていない場合、メラニンは正常に排出されるためトラブルは起こりません。
一方で日常的に紫外線ダメージをあびて、ターンオーバーが乱れた肌はメラニンがうまく排出されず、色素沈着を引き起こします。この色素沈着こそが紫外線によるクマの正体です。
血行不良
代謝が低い女性にありがちな血行不良も、クマの原因となっています。冷え性や運動不足の方は特に要注意です。さらに血行不良は、スマートフォンやパソコンの過度な使用でも起こることがあります。
毎日目を酷使している方は、目を休ませる工夫が必要です。
血行不良が原因のクマの場合、美容液やクリームなどの化粧品でクマを消すことは難しいでしょう。
間違ったメイクによる色素沈着
色素沈着でクマができることは先述しました。紫外線だけでなく間違ったスキンケアでも、色素沈着が起こってしまうことを覚えておきましょう。
顔の皮膚は体よりも薄く繊細であるため、些細な刺激でも大きなダメージを負います。ダメージを負った肌のバリア機能は低下するため、メラニンをうまく排出できなくなることが多いです。
肌への摩擦は、目を擦ったときだけでなくメイクで肌を触ったり、ゴシゴシとクレンジングでメイクを落としたときにも与えられます。クマを消すためには、毎日のメイクやスキンケアの見直しが必要でしょう。
睡眠の質が悪い
たっぷりと睡眠時間を確保していても、睡眠の質が良くないと睡眠不足となります。皮膚がとても薄い目の下に暗い色の血液が通ると、クマができてしまいます。血液の色が暗くなるのは、睡眠不足で酸素濃度の低い血液になったためです。
朝スッキリ起きられない、昼間眠くなってしまう、寝付きが悪いなどの状態に当てはまる場合、睡眠の質が良くない可能性が高いため、生活習慣の改善が必要かもしれません。
目の下のクマは病気の可能性もあり
目の下のくまは色素沈着や血行不良でできることもありますが、病気が原因で発症している可能性も考えられるでしょう。
クマが発症する病気の1 つに、バセドウ病が挙げられます。バセドウ病は甲状腺の病気です。病気の疑いがある場合は早急に、内分泌科や耳鼻咽頭が科を受診しましょう。
目の下のクマ3 種類と見分け方を解説
ここまでくまができる原因について解説しました。クマは原因別に茶・青・黒の3 種類に分けることができます。それぞれの特徴と改善方法について確認していきましょう。
茶色のクマの改善法
クマの色が茶色い場合、くすみや色素沈着が原因であることがほとんどです。
色素沈着やくすみが原因のクマにはビタミンC 誘導体やビタミンA を含む化粧品が効果的。また保湿ケアも欠かせません。肌の乾燥を改善し、ターンオーバーを促すことで、茶色のクマは消しやすくなります。
クマを濃くしないためには、紫外線ケアも大切です。日焼け止めはもちろん、帽子や日傘を利用して徹底的に肌を守りましょう。
青色のクマを消すには?
青色のクマの原因は血行不良です。血行不良を改善するための方法は様々ですが、バランスの良い食事と運動が欠かせません。
運動は一見関係ないように感じますが、筋肉をつけることで代謝が上がるため、血行が良くなりクマの改善に役立ちます。
黒色のクマの対処
黒色のクマは基本的に、歳を重ねると起きやすくなります。原因は目の下の脂肪やくぼみです。
黒いクマは、クマの中でも対処が難しいため予防が大切です。
もしもできてしまった場合、自分で治すのは難しいため、美容クリニックに頼りましょう。美容クリニックではレーザーや注入系の治療が受けられます。
クマはメイクでとりあえず対処!
クマの改善には時間がかかるため、コンシーラーを使ったカバーの方法も覚えておくと便利です。ここではくまの種類にあったコンシーラーの選び方や、塗り方をご紹介します。
クマの種類でコンシーラーの色を変える
コンシーラーには複数のカラーがあるため、クマの種類によって使い分けると、肌によく馴染み目立ちません。
青クマにはオレンジ、茶クマにはイエロー、黒クマにはベージュのコンシーラーを使用しましょう。
どのタイプのコンシーラーがベスト?
クマはこすり過ぎると悪化の原因となるため、伸びの良いコンシーラーを選びましょう。
クマのカバーにはリキッドやパレットタイプのコンシーラーがおすすめです。どちらもカバー力があり、よく伸びるため広範囲のくまにも使用しやすいでしょう。またコンシーラーを選ぶ際は、美容成分が入った物を探すのも良いですね。
クリニックでもクマ治療が可能
様々な方法でクマ改善を試みても、なかなか結果が出ず困っている方には、美容クリニックでの施術もおすすめです。ここではクマに効果的な2 つの施術についてご紹介します。
ふくらみ取り
目の下を脂肪は医療技術の進歩により、メスを使わずに取り除けるようになりました。黒いクマの原因である脂肪やたるみを美容医療で取り除くことで、黒い影がなくなり、老け見えを防ぐことができます。
ダウンタイムがほとんどなく、メイクやシャワーも翌日から行えるため、気軽に施術を受けられるでしょう。
ヒアルロン酸・脂肪注入
目の下の一部だけが膨らみ、影ができて黒いクマが発生している方は、ヒアルロン酸や脂肪の注入がおすすめです。
目の下付近に注入を行うことで、皮膚が持ち上がりくまの改善に役立ちます。ヒアルロン酸は目元専用の柔らかいものを使うと、仕上がりもきれいに見えますよ。ヒアルロン酸注入はダウンタイムがほとんどないことも、大きなメリットです。
クマ取りには副作用・リスクが伴う
すぐに効果を得ることができる美容クリニックのクマ取り施術は、メリットが多い一方で、リスクや副作用も伴います。
主なリスクはむくみや腫れ、内出血などです。どれも基本的には一時的な症状なのですぐに治りますが、接客業や営業など人と関わる仕事についている方は支障が出ることも考えられるでしょう。
そのため、クリニックでクマ取りを行う際は、数日休みを取るのがベストです。
クマ改善には生活習慣の見直しが必須
今回はクマの種類や原因、改善方法についてご紹介しました。どのクマも気になって触りすぎると、摩擦で肌のバリア機能が低下し、色素沈着が起こりやすくなります。そのため、気になっても過度に触らないことが大切でしょう。
青クマや茶クマを治すためには「おうちでマジエステ」もおすすめです。
「おうちでマジエステ」は、自宅で簡単にエステが受けられるマシンで、顔にも使用できます。血行促進や代謝アップに効果的なので、クマを改善したい方はぜひ取り入れてみてください。
体に使用すれば全身の血のめぐりが良くなり、クマの原因である血行不良も改善しやすくなりますよ。